通訳派遣サービス
LICでは、聴覚障害者のために通訳者を派遣するサービスを行っています。
依頼はこちらから
※当団体の所在地は兵庫県です。阪神圏のご依頼を主に承っております。
※手話通訳は、個人派遣のみ受付ております。
※現在、LICの登録手話通訳者がわずかなため、
場合によってはご依頼をお断りさせていただくことがございます。
あしからずご了承ください。
1.個人派遣
聴覚障害が、必要な時に通訳を利用する形です。
自分のコミュニケーション方法や利用場面に合わせて、通訳方法を選ぶことができます。
(例:パソコン文字通訳、手話、口話での通訳、利用者の声の復唱など)
あくまでも、聴覚障害者が様々な場所に参加していくための通訳です。
そのため、利用者のニーズに合わせて対応します。
<目次>
1.LICの通訳場面
実際にLICから通訳を派遣した場面をご紹介します。
(例)
1.職場関係(会議、飲み会、歓送迎会など)
2.交流の場(ホームパーティ、地域の祭り、BBQ、同窓会、友人との歓談、学園祭等)
3.趣味・教養の場(講演会、セミナー、スポーツ観戦、資格研修、テーマパーク、ライブ)
4.その他(面会、裁判傍聴、ピアカウンセリング、インタビュー、法律相談、相談等)
2.LICの通訳の方法
LICが提供する主な通訳サービスは、パソコン文字通訳と手話通訳ですが、利用者の要望に合わせて柔軟に対応しています。
・パソコン文字通訳
リアルタイムで音声情報を文字に変える通訳です。
通訳者が音声を聞き、パソコンに文字を入力します。
多くの音声情報を文字化するために、複数の通訳者で分担して入力します。
また、Zoom等のオンライン会議システムを利用した遠隔通訳も行っています。
講演会、会議、飲み会など様々な場所に対応します。
・手話通訳
音声情報を手話に変える“ききとり通訳”と、手話を見て音声に変える“よみとり通訳”を行います。
※LICの手話通訳者登録は、有資格者に限らず、個人のコミュニケーションをサポートできるレベルからしております。
そのため、通訳者の技能が通訳派遣先に沿わない、また公的派遣が認められる内容である場合は、他の事業所を紹介させていただくことがあります。
・その他、利用者のニーズに合わせた通訳の例
①口話通訳
わかりやすい口の形で、音声情報を伝える。
②音声通訳
残存聴力のある利用者に対して、耳元で聞き取りやすい声で伝える。
③復唱通訳
聴覚障害者の声をききとり、復唱して正確に伝える。
④ノートテイク
音声情報を手書きで伝える。
3.個人派遣有料の理由
LICの通訳サービスは有料です。
通訳サービスはボランティアではなく、仕事としての責任を持ってもらうために「有料の仕組み」が必要だと考えます。
また、市町村が提供するサービス(手話・要約筆記)には、「派遣対象外」が設けられており、資格取得や趣味、交流など、私的な場面では認められていません。
LICでは有料サービスとして提供しながら、「派遣対象外」をなくしていくために市への要望を行っています。
現在は、聴覚障害者が負担する方法をとっていますが、積極的に要望活動を行い、本人やボランティアが負担をする形ではなく、行政や社会が責任を持って、聴覚障害者のコミュニケーション保障が実現されることを目指しています。
≪注意事項≫
※お住まいの自治体によっては、公的な通訳制度を利用できる場合があります。
LICへのご依頼前に、公的派遣の利用が可能かどうかをご確認ください。
料金に関しては通訳料金をご覧ください。
詳しくは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。