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ラジオ文字起こし

3 月21 日のNPO フェスティバルを広く市民の皆様に知って頂くこと、また、NPO、市民活動等の市民理解を促進することを目的としています。
21日はお時間のある方はぜひお祭りに参加してみてくださいね♪♪




2015年3月4日 放送分


ナレーション:二つ目の団体は、特定非営利活動法人LICのみなさんにお越しいただいています。
代表の山岸かな子さん、そして原渕文男さん、神山陽子さん、手話通訳は上原彩乃さん。よろしくお願いします。 一同:よろしくお願いします。

ナレーション:さあ、まずはNPO法人LIC、エルアイシーとかいてリックなんですけども、どういうことをしている団体なのか教えて頂けますか?えー山岸さん、お願い致します。

山岸:私たちは聴覚障害者の自立生活センターという活動をしています。聴こえない当事者が運営する団体です。主な活動内容なんですけども、私自身も耳が聴こえない難聴者です。聴こえない人が聴こえる人と一緒に参加できる社会にしていけるように様々なサポートの活動を行っています。例えば、聴こえなければ手話通訳とか、文字のサポートの通訳が必要です。そういったサービスを派遣したりとか。あと市役所に要望する活動も行っています。まだまだそういった手話通訳のサービスが使いにくい状況があります。あと、聴こえない人の問題を知ってもらうために小学校とかにいって手話を教えたりとか、交流をする、啓発活動も行っています。

ナレーション:なるほど、手話通訳の派遣をしているとか、学校で講演もしているんですか。

山岸:はい。

ナレーション:なるほど、いろんな活動をしてらっしゃるんですが、その中でも特に伝えたいことはなんなのか。では神山陽子さん教えて頂けますか?

神山:はい。聴覚障害者は耳から情報を得ることがやっぱりなかなか難しいんですね。それで、“情報難民”というふうになりがちなんですけど、その部分をサポートして、情報提供の場にしていくことが大事かなと思っています。あとですね。車椅子の方だとか、肢体不自由の方に比べて就職の機会はわりと多いんですね。体は健常なので。就労されている方がわりと多いんですけども、コミュニケーションの面で会社の方とこう、交流することがなかなか難しいんですね。それで会社の中で孤立してしまいがちになるんですけれども。まぁそんな人たちの居場所ですね。そういう方たちの居場所にLICがなっていけたらなと思っていまして。LICを通して社会参加してほしいというような、そんなことをする場にしていけたらなと思っています。

ナレーション:私自身も手話ができないんですね。きっとそのコミュニケーションの面で会社で孤立してしまうというのは、きっと会社の方に手話ができない人がいるとなかなかコミュニケーションが難しいと言うことなのかなと思うのですが。例えば私達がどんな風なかたちでお手伝いすることが出来ますか?

山岸:まずは身近に聴覚障害者がいたら、まずコミュニケーションを取ってもらいたいなと思います。

ナレーション:あの、それなんですが。私も今日みなさんとお会いして、実は聴覚障害の当事者でいらっしゃるということが実はわからなかったんですね。サポートしてらっしゃる方がこられたのかなと思っていて、お話ししていて「当事者なんです。私達もきこえないんです」っていわれてはじめて、「あーそうなんだ」って思ったのですが。あの、たとえばですね、なかなか「耳が聴こえない方なんですか?」ってことは、どうしても、こう、いっちゃいけないんじゃないかなって思っちゃうんですね。

神山:いっちゃいけない。

ナレーション:うん、いっちゃいけないのかなって思うのですが、これは言ってしまってもいいんですか?

山岸」:そうですね、逆にどんどん聞いてほしいなと思います。

ナレーション:おー!じゃぁそこで最初の、一番最初のコミュニケーションで、もしかして耳が聴こえないんですか?から入ってOK?

山岸:はい。

ナレーション:その次にどんなことを、聞けばいいですか?

山岸:そうですね。聞こえない人も本当に一人ひとり違うんですね。口話、口の形を見てコミュニケーションを取る人。筆談の方、手話の方、ひとりひとり違いますので、まずどういったコミュニケーションが一番スムーズか、本人に聞いてもらうのが一番いいと思います。はい。

ナレーション:なるほど。そうしたらその人に合わせた方法でコミュニケーションが取ることができるんですね。

神山:そうですね。

ナレーション:そっかー。まだいろいろ続けて聞いていきたいのですが。障害があることでの体験談など、それでは原渕文男さん教えて頂きますか?

原渕:情報がたりなくて勘違いして悔しい思いをしたことがあります。例えば、ものの名前に勘違いしたことがあって、漢字でいうと「さいちゅう」というのは、「スポーツしている最中」って使う言葉がありますよね?

ナレーション:あります。

原渕:たまたまぼくが中学校の時に、友達の家に行ったときに、食べ物のおやつの中に「最中」って書いてあるんですけど、「これなんで、さいちゅうやねん」っていうのがあって。「これ「さいちゅう」ってかいてあるけどなんで?」「お前、ちゃうやん、これ「もなか」って呼ぶんや」って、「もなかってあの食べるもなか?」「そうや」いうて。「へー」って。「おんなじ漢字やなー」って。「そうそうそうそう」っていって。そんなんで馬鹿にされたことが何度かあって。そういうことが、人間関係をつくることで、あの、できないことがあります。

ナレーション:漢字の読み方難しいですもの。私も土地の読み方とか、インターネットで調べても出てこない。間違ってしまうことあります。他にコミュニケーション方法で提案することもあるんですね?

原渕:さっき山岸さんが説明したそうですけど、手話、筆談、口話、補聴器などをつかってコミュニケーションを取る方法があります。

ナレーション:その人にあわせた方法でコミュニケーションをと。

原渕:そうそう、そうです。

ナレーション:世の中にいいたいことがありますか?山岸さん教えて下さい。

山岸:はい。聞こえない人のコミュニケーションはひとりひとり違うんですね。みんながやっぱりコミュニケーション取れる社会にしていきたいなと思います。そのためには、皆さん一緒に考えてもらいたいんですけども。もう一つ、大事なことがありまして、きちんとした通訳制度とかも、聴こえない人の情報保障として必要だと思っていますので、市役所に要望しながら通訳制度が保障されるように充実させていきたいなと思っています。

ナレーション:そうですね。その保障は充実していくといいですね。あの、LICさんでは手話通訳の派遣も行っているということだったんですが、もし手話通訳を頼みたいときはどのようにしたらいいですか?

山岸:まずは事務所の方にお電話いただきたいです。手話通訳と、パソコン通訳の募集も行ってます。どんどんお電話ください

ナレーション:はい、わかりました。ホームページはエル・アイ・シーで検索したらでてきますね?

山岸:はい。

ナレーション:事務所の空いている時間は、月曜日から金曜日 午前10時から5時までですが、水曜日と金曜日のみ、午後1児30分から夜の8時30分までです。電話番号は0798345933、0798345933までお電話ください。二つ目の団体は、特定非営利法人LICから、山岸かな子さん、原渕文男さん、神山陽子さん、上原彩乃さんにお越しいただきました。ありがとうございました。

一同:ありがとうございます。

ナレーション:それでは神山陽子さんからのリクエストです。山師達郎「希望という名の光」お聞きください。

~♪


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月・火・水 10時~17時
金 13時~20時
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