過去の活動(活動報告-2011年度以前)
				ワークショップⅡ
				「今、変えよう。聴覚障害者のコミュニケーション支援制度。」
2012年2月27日、HIL聴覚部門として、聴覚障害者の差別禁止条例の制定やコミュニケーション支援制度の改革に向けて、聴覚障害者が生活の中で利用できるコミュニケーション支援制度についてのワークショップを行いました。
前半は制度利用者に制度を利用した体験談や原稿の制度の問題を話してもらい、また差別についても、 パネルを用いて詳しく説明してもらいました。
後半は参加者の居住市から数市の制度をまとめた資料をもとに、コミュニケーション支援制度についての説明をしました。
その後はスタッフを含む聴覚障害者、健聴者あわせて約20人の参加者で、制度の問題点や今後の活動について話し合いをしました。
今回のワークショップが、参加者にとって今後も制度について考え、皆で集まり話し合うきっかけになっていただけたらと思います。
《HIL聴覚部門とは?》
				2010年より聴覚障害者の差別禁止条例の制定を目指して、兵庫県下の自立生活センター(HIL)に所属する聴覚障害者が集結し結成しました。
				今後もHIL聴覚部門の理念や、活動予定を載せていく予定です。
				
PCテイカー養成講座

				2011年秋期・PCテイカー養成講座開催!!
				≪PCテイクとは?≫
				聴覚障害者に対して、周囲の会話・情報を文字化してコミュニケーションをサポートします。
				※LICの養成講座やテイカー登録は、LICで活動するためのものです。
				他団体やコミュニケーション支援事業制度による要約筆記者の資格ではありません。
				
1周年記念フォーラム&通訳ホステス2011ver
				2011年6月、LICが設立して1年が経ちました。
				6月26日(日)は1周年記念イベントとして、昼は「聴覚障害者の自立を考えるフォーラム」、
				夜は「通訳ホステス」を行いました。
				
聴覚障害者の自立を考えるフォーラム

				まずLICの説明と現在の聴覚障害者を取り巻く社会問題の説明を行い、その後聴覚障害者2名と肢体障害者1名、計3名のパネラーが各自で自身の生い立ちと自立に対する考えをお話ししていただきました。
				
その後、参加者とパネラーで質疑応答、意見交換を行いました。
職場通訳問題や自立観など、さまざまな意見が飛び交い、時間が矢のように過ぎていきました。
神戸新聞に記事が掲載されました!!]

通訳ホステス


				今年は支配人1名、ホステス2名、ホスト4名。
				言語障害ブラザーズコントや人間テーブルクロスなど、様々な出し物があり、2010年同様に、たくさんのお客様に来ていただきました。
				
企画終了後も残ったお客様と深夜まで語り合い、有意義な1日となりました。
今回の企画で出来た新しいつながりを大切に、今後もLICは頑張ります!!
WITH2011 DreamProject


宮っ子サマー学習会

				午前中は聴覚障害者の生活やコミュニケーション方法、通訳方法などについて当事者からお話をしました。
				ジェスチャーや簡単な手話も教えたり、自分の名前を指文字であらわしたりしました。
				
				昼休憩を挟んで午後からは、PC通訳を実際に見てもらったり、福祉機器(目覚ましアラーム、補聴器)体験を行ったり、きこえない体験「耳栓フルーツバスケット」を行いました。
				
夏休みの自由研究のテーマにする子どももおり、話を一生懸命メモする姿が印象的でした。
				全体的に楽しく和気あいあいと過ごすことが出来ました。
				聴覚障害についても知ってもらえたので、今後聴覚障害者と出会った時に今回の経験を活かしてほしいと思います。
				
また、事務所にも遊びに来てほしいですね!!
USJに情報保障をつける会
				去る2011年12月17日に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)に情報保障を付けて、アトラクションを周りました。
				実際に情報保障を付けて、どんなバリアがあるか調査しました。
				使用した通訳方法は、手話通訳・パソコン文字通訳・スマートフォン字幕・ノートテイクです。
				

				本会をたちあげたきっかけは、同年秋に行われた「WITH2011 Dream project」にて2日目に夢を叶えるツアーがあり、行先の一つにUSJがありました。
				そこでUSJの数個のアトラクションに情報保障をつけましたが、USJグループのメンバーに好評を博し「もう一度行きたい」との声が多かったことで、WITH実行委員会メンバーのひとりの「次はUSJだけに絞ってやろう!!」の鶴の一声で
				急慮本会をたちあげることになりました。
				
兵庫県人権啓発協会刊行誌「きずな」掲載
				兵庫県人権啓発協会より毎月刊行されている
				啓発資料「きずな」2010年12月号に当センターの記事が掲載されました。
				リンク先のPDFファイルの5ページ目に掲載されています。
				
2010年末大交流会

				去る2010年12月18日にLIC事務所で年末大交流会を行いました。
				今回は「年末年始ふれあい交流事業」補助金がおりました。
				この事業は「歳末たすけあい募金」の配分金を活用して行っています。
				それまで通訳を利用した経験のない聴覚障害者もこれを機会に補助金を利用して、初めて個人通訳を使いました。
				様々な感想や意見を頂くことができ、スタッフにとっても大いに有意義な企画となりました。
				
				言語障害ブラザーズによるコントや、利き酒、LICスタッフいい男格付けランキングなど様々な催し物があり、交流会が終了した後も夜明けまで話し込んだりと、
				参加者にとってきっと素敵な宵越しが出来たことでしょう♪
				
★通訳を利用した感想★
				☆Hさん(手話通訳)
				みんなが言う『通訳が必要』って、それはどういうことなのか知るためにも初めて使ってみたが、確かに通訳はあった方が便利だし、会話が広がるって事を一番感じたし、みんなと思ってることは同じ。
				でも、自分には必要性は少ない。自分の力でどれだけ話せるか自分で『話を“して”、話を“聞いて”』をしたくて、通訳はいらないって思うこともあった。
				でもまだ一回しか使ってないし何がわかるんだって話になるのでこれからも忘年会のような機会があるときは使ってみようかなと思いました。
				自分だけじゃないし自分に必要はなくても他の人は絶対必要っていっている人もいるし、必要ないっていう人もいるし、
				様々だけど必要としている人たちのために何かしてあげられたらなと思い、いろんな場面で利用して自分の考え方も変わるかもしれないし、
				どんな風に変わっていくのかもみていきたいなと思いました。
				
				☆Kさん(手話通訳)
				子連れのためバタバタしてあんまり使えなかったが健聴者と話するときは助かった。
				
				☆Mさん(手話通訳)
				初めて使用したので、まだはっきりとは分からない。
				だが、人が多すぎるところでは効果が薄く感じられた。
				人が少ないところ、勉強会などでは効果は高いと思う。
				
				☆Tさん(耳元通訳)
				初めて使ったが、通訳(名前・利き酒コーナー)などあってよかった。
				漫才の時も復唱してもらっていたが、周りの人たちに迷惑をかけた。
				通訳の使いどころも考えないといけない。機会があればまたつけたいと思う。
				通訳者との距離感など、勉強しないといけない。何となく違和感があったけど声の質もよかった。
				
ハロウィーン

				ハロウィン企画をやりました!! トリック オア トリート!!
				☆目的:地域のみなさんと交流する。そして、聴覚障害者を知ってもらい理解を深める。
				昼はLICにきてくれた地域の子どもたちや難聴の子どもたちに お菓子を配って一緒に遊びました。
				夜は大人バージョン。仮装パーティーをして食べたり、飲んだり楽しみました。 
				地域のみなさん、これからもLICをよろしくお願いします。
				
WITH2010
WITHは終わっても、通訳制度の確立を求めてぼくたちの旅はまだまだ続く!







聴覚ねるとん
通訳を使って交流してトークして、出会いを広げ、ねるとんをしよう!をコンセプトに、聴覚障害者の問題を考え、通訳を広めるイベントです。
				3月13~14日に、恋愛と通訳をテーマにしたイベント「聴覚大ねるとん大会」を行いました。
				ねるとんパーティー参加者は、なんと70名(うち一泊参加は50名)にもなるビッグイベントでした。
				
				さて、今回のテーマは「恋愛」と「通訳」です。私たちが伝えたかったことは、聴覚障害者が「通訳」を使って出会いを広げることです。
				「ねるとん」をきっかけに、新しい出会いを「通訳」を使って広げてほしいと思って、今回、企画しました。
				
				もちろん、聴覚障害も色々な考え方があります。聴覚障害者同士で、パートナーになる人。健常者と付き合う人。
				そして、最初から決まっている訳ではなくて、好きならどっちでも良いやんという人。
				
				今回の参加者の人たちは、まあまあ積極的に恋愛したい人(男性陣)と、友達から見つけたい人(女性陣)に
				意見が分かれていたように思います(笑)
				そんな感じでイベントに対する熱い期待が感じられました。
				
・ところで、ねるとんって何ですか?
				実は、ねるとんを知らない世代の人たちもたくさんいました。みんな若い!
				さいきんの若い人たちも、ちゃんと楽しめるような工夫が必要でした。
				
そこで昔のテレビの映像を使って、スタッフで字幕を付け、聴覚障害者にも分かるように見てもらいました。
				あ~、これかあ。知ってる知ってる!!会場からはどよめきの声がもれる。
				そしてスクリーンには熱い視線が送られています。
				
				知っている人は懐かしいし、知らない人にはわくわくして欲しい。そんな、おもろい経験をイベントを通して聴覚障害にも楽しんでもらおうと
				いうのが、今回の「聴覚ねるとん」なのです。
				
テレビ局、新聞の取材も入っていました。
				<2日目のねるとんパーティーの様子>
				告白シーンです。
				
男6人:「お願いします!!!」

女「みなさん私には、もったいないです。ごめんなさい。」

6人ふられた様子もばっちり放送されましたw イブキ君の表情が絶妙です。
				☆NHK教育で放送されました☆
				2010年4月16日(金)20:00~20:29
				NHK教育テレビ 「きらっといきる」
				どうすればいい?恋のコミュニケーション
				~聴覚障害・有井良枝さん~
				
WITH2009
障害あるなし関係なく、コミュニケーション問題を考え、 社会の聴覚障害者のイメージを変えたり、市町村の制度を調査して厚生労働省へ要望しに行くイベントです。
				2009年の8月10日~8月28日まで行いました。 このイベントの移動は、すべて「徒歩」か、「ヒッチハイク」です。
				神戸から京都まで、歩きながら、街頭スピーチ、ワークショップ、 聴覚関係の施設や学校を訪問してまわりました。待ち行く人に、聴覚障害者のことを訴え、たくさんの人と交流をしました。
				そして、大きい市では市役所を訪問して、コミュニケーション支援の 通訳制度を調査し、最後に厚生労働省に要望書をだしました。
				

 
		 
			